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大使館からのお知らせ

10.22.2015

舞鶴市の引揚記念館の収蔵品をユネスコ「世界記憶遺産」に登録する日本の意向について、マスコミ質問に対するロシア外務省情報出版局のコメント

旧ソ連領の捕虜収容所に収容されていた元日本兵の問題について、ロシアはその人道的側面に切なる理解を示しつつ、1991年4月18日付けの当該の二国間政府間協定の履行に誠実に対応しています。また、この問題に関する新たな情報と資料の捜索において、日本側との協力を続けています。その上で断定せざるを得ないのは、上記の記念館の収蔵品が、第二次世界大戦中の極東での出来事について、その原因を歪曲して解釈しているということであり、大戦の結果について一般に認められものとは異なる評価を含んでいるということです。日本政府がこれほどまでに政治化されたノミネーションを行うことは、「世界記憶遺産」の精神と目的に反するものであり、ユネスコ加盟国の国民の間の信頼関係と相互理解の促進を阻むものです。

この問題については、専ら政府間の公式ルートを通じて対話を行うべきだと考えています。日本側はこうした対話を忌避してきたばかりでなく、双方がこの問題に対する互いの立場のバランスを考慮して慎重に選び抜いた二国間文書の文言をあからさまに歪曲しました。ロ日関係の基本文書である1956年の日ソ共同宣言にも、また1991年の協定にも、「強制抑留者」なるものへの言及はないと言えば十分でしょう。物事を本来の名称で呼ぶとすれば、それは、犯罪を犯し、後に1948年の東京裁判で有罪判決を受け、1945年9月2日に日本が降伏文書に署名するまでに捕虜となった日本人兵です。

この一件では、日本政府が第二次世界大戦での侵略行為に対する責任をきちんと自覚しているのかどうか、またしても疑念を持たざるを得ません。

www.mid.ru


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