1. ホーム
  2. 大使館
  3. 大使館からのお知らせ
  4. マスコミブリーフィング「国際テロとの戦いにおけるロシア連邦軍。新たなデータ」におけるアナトリー・アントノフ国防副大臣の演説

大使館

大使館からのお知らせ

12.02.2015

マスコミブリーフィング「国際テロとの戦いにおけるロシア連邦軍。新たなデータ」におけるアナトリー・アントノフ国防副大臣の演説

antonov.jpg国際テロは現代の主要な脅威です。この脅威は錯覚などではなく現実のものであり、ロシアをはじめとする多くの国がそれを、身をもって体感しています。

悪名高い「イスラム国」は国際テロ組織の絶対的リーダーです。

しかし、後足で立っているこの国際テロのモンスターに対抗することは可能です。そして打ち負かすことも可能です。そのことをロシア航空宇宙軍はこの2ヶ月ではっきりと明示しました。

ISに勝利するためには、その資金源に強力で壊滅的な打撃を与えることが必要だと固く確信しています。このことはV.V.プーチン大統領も度々述べていることです。

資金を持たないテロは、歯のない猛獣と同じです。

シリアで活動するテロリストたちの重要な収入源のひとつとなっているのが、石油の売却収入です。彼らは年間約20億ドルを稼ぎ、その資金を世界中から雇いあげた戦闘員の傭兵料や、戦闘員に持たせる武器、兵器、軍備などの装備に充てています。だからこそISはシリアとイラクの石油盗掘インフラを大切に保護しているのです。

シリアとイラクという合法な所有者から盗み取られた石油の主な消費者はトルコです。情報によると、この犯罪ビジネスにトルコの最高政治指導部が関与しています。エルドアン大統領とその家族です。

私たちは、テロリストを口説くのは危険だと何度も言ってきました。火に油を注ぐのと同じことだからです。一国の火事は他国にも飛び火しかねません。中東で今、私たちはこうした状況を目にしています。

今日私たちが提示するのは、強盗とトルコのエリートが隣国の石油を盗むために徒党を組み、この地域で活動していることを示す証拠の一部に過ぎません。この石油が数千台のタンクローリーという動く石油パイプラインを使って、工業規模で大量にトルコに運び込まれています。

私たちは、密売された石油の最終目的地はトルコであると確信しており、今日はその決定的な証拠を皆さんに提示します。

ここには多数のマスコミ関係者が集まっており、これよりもさらに多くの皆さんの同僚がこのブリーフィングを見ることでしょう。そこで、次のことを言っておきたいと思います。

私たちはジャーナリストの仕事をよく知っていますし、評価しています。ジャーナリストの世界には、誠実に仕事を全うする勇敢で恐れを知らない人たちが多くいることも知っています。

今日は、石油の違法取引がどのように行われているのか、そしてそれがテロへの資金供与になっているということをはっきりとお見せしました。具体的な証拠も提示しました。これらの証拠は調査報道の対象となり得るものだと思います。

皆さんの力で真実が日の目を見、きちんと伝えられることを信じています。

私たちはエルドアンの言葉にいかほどの価値があるのかを知っています。彼はすでに一度トルコ人ジャーナリストに嘘を見破られています。そのジャーナリストは、トルコが人道支援物資を装って武器や弾薬を違法武装勢力に供与していたことを暴露し、それによって刑務所に入れられました。

トルコ指導部、とりわけエルドアン氏は、たとえ顔に密売の石油が塗りたくられたとしても、決して自らの非を認めないでしょうし、辞任もしないでしょう。もしかすると、私の物言いは激しすぎるかもしれません。しかし、トルコ軍の手によって、私たちの同士たる兵士が亡くなっているのです。

トルコ指導部の厚顔無恥にはきりがありません。彼らのしていることは何でしょうか!?他人の国に入り込み、臆面もなく略奪をはたらいています。そして、その国の主人が邪魔をすれば、そんな奴らは排除しなければならないと言っているのです。

強調しておきますが、エルドアンの辞任が私たちの目的ではありません。これはトルコ国民の問題です。私たちの目的とは、そして皆さんにも賛同を呼びかけている目的とは、協力してテロの資金源を封鎖することです。

私たちは、トルコが隣国を略奪している証拠を提供し続けます。

もしかすると、率直すぎる物言いになるかもしれませんが、密売ビジネスを任せることができるのは、本当に身近な人間以外にはいません。西側には、トルコ大統領の息子がトルコ最大手の石油会社の社長であり、婿がエネルギー大臣に任命されていることに疑問を抱く人はいないのでしょうか?何とすばらしい家業でしょう!こんなことが可能な国が他にあるでしょうか?まあ、それも仕方ありません。こんなビジネスを任せることができるのは、本当に身近な人間以外にはいないのですから。

まだ、この事実に対する評価を西側のメディアで目にすることはほとんどありません。しかし、真実は隠せないと確信しています。

当然、汚れたオイルマネーがものを言い、皆さんがここで見たものは全て偽装だという反論がすぐにでも出てくることは間違いありません。いいでしょう。これが嘘だというのであれば、私たちが示した場所をジャーナリストに公開すればいいのです。

もちろん、今日明らかにしたのは、国際テロに直接資金供与しているトルコのエリートによるおそるべき犯罪のほんの一部の情報に過ぎません。常識あるジャーナリストは皆、この21世紀のペストと闘うべきだと思います。

あらゆる汚職スキームとの闘いにおいて、客観的な報道が有効で手強い手段となり得ることを世界の経験は幾度となく証明してきました。

同僚の皆さんに対し、テロリストから消費者につながる資金ルートと石油製品供給スキームの調査報道をよびかけます。違法武装勢力の支配地域で採掘される石油はトルコの港湾を経由して他の地域に供給されているのですから、なおさらです。

ロシア国防省としても、テロリストが外国に石油供給を行っている新たな証拠を発表し続け、ロシア航空宇宙軍によるシリア作戦の実施状況をお伝えしていきます。

一緒に力を合わせましょう。

私たちはシリアにおけるテロの資金源を壊滅させていきます。皆さんもシリア国外で、これに参加してください。

syria.mil.ru


ページトップへ

ご注意:在日ロシア大使館が運営しないウェブサイトの内容については、当館は一切責任を負いかねます。